W理系メガネの 夏の恋は眩しくて
「お前は、おれでいいわけ?」
「いいから言ってんだろ」
「……でもそれ、今までと変わんなくない?」
「うん、だからキスはしてもいーよ」2年の夏が終わったら、友達から恋人になる約束をした化学部の二人。
今ひとつ”恋人”がピンとこない鮎喰(黒縁フルフレームメガネ)と、
言葉では「実験だから」と言いながらもなんとなく嬉しそうな佐古(軽量フレームメガネ)。初めての経験に不器用ながらも誠実に歩みよる、化学部のメガネたちの恋の実験。
普通のＤＫの夏の恋が生々しさいっぱい！
新井煮干し子先生 「化学部のメガネ」 です。
メインカップルのみならず、登場人物全員メガネ。
恋愛には縁遠そうな化学部のメガネ君２人が、
高２の夏の終わりに始めた恋の「実験」の行方は…。
テレビ制作会社のADも板につき、宮坂絢(みやさかけん)は
上司のディレクター・矢野聖司(やのせいじ)と同棲→遠距離に…別れの危機を脱した(?)…かと思いきや、
突如、橘チーム vs 宮坂チームで深夜のTVドラマ制作対決が始まった!!…が、愛の見えなくなった宮坂、絶不調!?
カバーが派手でビックリした！
トウテムポール先生 「はるのしんぞう－東京心中・６－」 です。
ラベンダーと蛍光オレンジ！紅白の帯（祝・累計２５万部突破！）ですよ。派手ですね～。
ネットの書影とイメージが全然違ったので驚きでした。
前巻から続くＴＶドラマ制作対決。
相変わらず仕事と矢野さんに一生懸命な宮坂！
しかし、不安と不満のモヤモヤが…ついに！！
紳士で暴力的で、誰よりもやさしいヤクザ――
仲間と酒を楽しんだり待ち合わせに使ったり…
そんないつものBARで、飛び込みで歌う春本とデート中の水田は出会う。それから映画を観たりメールを送り合ったりと、
中学生のような距離感と気持ちで逢瀬を楽しんでいた。互いに素性を明かせないまま、それでも会わずにはいられない二人。
このまま夢の様な時間が続くよう願っていたが…?
ヤクザ×ヤクザの純情にウルウルした
西田ヒガシ先生 「やさしいあなた…」 です。
西田東→西田ヒガシへ改名後、初のコミックスは、
ヤクザ（フロント企業経営）・春本（受）とヤクザ（医者崩れ）水田（攻）が出会って、ひと目で恋に落ちちゃう話です。
裏社会と、ハリウッドの恋愛映画みたいなラブストーリー、それに西田ヒガシ先生が描くキャラの不思議さがミックスして、苦くて甘くてウルっとくる、優しい純情ファンタジー作品に仕上がってました。
刑事の岳田逸生(たけだ いっせい)は、暴力団の組織を壊滅させるために、
ヤクザの伊志井卓(いしい すぐる)から身体と引き換えに内部情報を受け取っている。
「恋人や特別な人を作らない」というポリシーを持つ岳田が、伊志井の情夫になった理由はーー。
表紙の彼と目があったら買わずにいられなかった
日野雄飛先生 ふらちな刑事さん です。
密林で書影を見た時、そのショッキングなまでにそそるタイトルと、それに不似合いな逆光の中の爽やかお兄さんから目が離せなくなってしまったため購入。
テレビ制作会社のADも板につき、宮坂絢(みやさかけん)は上司のディレクター・矢野聖司(やのせいじ)と同棲中v
ずっとこの幸せが続けばいいのに…と思ったのもつかの間、矢野さんがまさかの大阪勤務!?突然の遠距離に傷心+アンニュイ化 & モテオーラを隠せない宮坂は一体どうなってしまうのか…??
人気のワーキングBL「東京心中」シリーズ第5弾! 闘うために立ちあがれ宮坂!!
ワーキングＢＬというより 「ワーキング漫画ＢＬ風味」ぐらいの
トウテムポール先生 「聖誕祭－東京心中・5－」です。
むしろ、「ＴＶ業界漫画の主人公が上司を好きになったらたまたまその人が男だった」ぐらいのレベルでＢＬ感が薄まっている気がするのは私だけでしょうか？
番組制作会社に勤める宮坂（攻・年下ワンコ）と、その上司・矢野（受・童顔美人）の仕事とか日常とかのお話です。
“…っぽくなさ”加減に好き嫌いが分かれる作品だとは思うのですが、ころりは大好きです。
宮坂のような素直で頑張る男子は素直に好感が持てますし、矢野さんの「わかりにく」さとセットでバランスが絶妙。お仕事漫画の部分もさらにパワーアップ（？）して、興味深く楽しく読めました。
ダブルミンツ（ヒカリＴＶブック）
ダブルミンツ（コミックシーモア）
出会った瞬間、壱河光夫は市川光央の“目”に殺された。同じ名前を持つ、二人の男たちの愛憎の向かう先は――?（amazonより）
中村明日美子先生の「ダブルミンツ」
今回再読するにあたって、タイトルの意味が気になって調べたのですが、わかりませんでした。
ダブルミツオならそのまんまなんですが
mintって植物のミントのことでしょうか。他の意味が見つからなかったので、だとすると強いミント味のようなニュアンスで使用されているのか…気になりますが、とにかく再読。
初めに読んだ時、「同級生」→「Ｊの総て」→「ダブルミンツ」の順で読んだせいでぼやけてしまったのか、この作品の印象があまり残っていなかったのですが、読み直すとやっぱり面白い。
屈折しているけれど一途な愛に打たれました。
ただし結構ダークな内容ですので、好き嫌いはかなり分かれると思います。
「病みＢＬ特集」では★★★ランクでしたが、果たして…
ころり的には病み度★★ぐらい、一途な愛のお話だと思いました。
renta!「病みＢＬ特集」記事
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